カナダの住宅の床下から子猫の鳴き声…生後4週間の黒猫を救助!

公開日: 更新日:

 カナダで何らかの理由で住宅の床下に入り込んで出られなくなった子猫が救助され、安堵の声が上がっている。

 ブリティッシュコロンビア州の動物愛護団体「BC動物虐待防止協会(SPCA)」に、同州サリーの住民から「4日ほど前から住んでいる家の床下で時々、子猫の鳴き声がする」という通報があった。

 職員が駆けつけ、猫を助け出そうとあらゆる手だてを講じたが、建物の一部を壊さなければ不可能であることが分かった。

 そこでサリー消防署に連絡し、隊員2人を派遣してもらった。そして大家の許可を得たうえで建物の外装の一部を切り取り、狭い床下から生後4週間の黒い子猫を救出した。弱っていたが回復するという。

 子猫がなぜ、そんな場所に入り込んだのかは謎。その後の調べで、悲しいことに子猫の母親は数日前に車にひかれた可能性が高いという。

 子猫には「ライオンの心」を意味する「レナ」という名前が付けられ、BC・SPCAは詳細を6月15日に公式サイトに掲載し、レナの里親を探している。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性