驚異の鉄人は元消防士!4日半685キロ走破で世界記録を樹立

公開日: 更新日:

 先日、オーストラリアで開催された長距離走大会「デッド・カウ・ガリー・バックヤード・マスターズ」で、同国出身のフィル・ゴアさんが4日半で約685キロを走り抜き、世界新記録を樹立した。

「究極の耐久レース」「ゴールのないレース」などといわれる同大会は東部ブリスベン郊外ナナンゴで6月17日午前7時に開幕。レースの規定では、参加者は広大な農場に設定された1周6.71キロのコースを1時間以内に周回する。毎時00分ピッタリに新しいラップがスタート。時間内に走れなかったり、体力の限界が来たらレースから脱落だ。そして最後に残った1人が優勝だ。

 今大会では4日目の21日、101周した時点で残っていたのはフィルさんとニュージーランド出身のサム・ハーベイさん。102周目が始まった直後にサムさんがギブアップ。フィルさんが102周目を完走し、約685キロを走り抜いて優勝した。これまでの記録は101周だったため、新記録も達成だ。

 驚異の鉄人は元消防士。年齢などの詳細は不明だ。

 記録達成の喜びを「シュールな気分です。2020年にベルギーのランナーが75周で優勝したのを見て、それを超えるのを目標にしていました。ここまでやれるとは思ってませんでした」と語った。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲