上田まりえさん 中高時代のお弁当の定番は「豚肉の野菜巻き」と「ササミのシソ巻き」

公開日: 更新日:

上田まりえさん(タレント/37歳)

 元日本テレビアナウンサーの上田まりえさんは母親譲りの料理好き。おふくろメシは豚肉の野菜巻き&ササミのシソ巻きの2品。巨人メジャーリーグで活躍した上原浩治さんとの大人気ユーチューブについても聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 おふくろメシと言われて思い浮かぶのは、お弁当によく入っていたおかず2種類です。おいしいだけじゃなく、見た目もよくて。

 まず豚肉の野菜巻き。巻いてある野菜はニンジンといんげん豆です。ニンジンはいんげん豆くらいの厚さに切り、長さはそれぞれ薄切りの豚肉と同じ幅の長さにカットしてから、少し煮て火を通しておきます。

 塩コショウをした豚肉にクルクルと巻く時はしっかりと。そして片栗粉をまぶして焼きます。しょうゆとみりんとお酒ときび砂糖を入れて煮絡める感じです。斜めか真横に切り、いつも断面が上になるように盛られていました。

 ニンジンといんげん豆が交互に並んでいるので色合いが鮮やかなんですよ。甘辛な味付けなので、とにかくご飯が進みます。晩ご飯のオカズとしても定番ですし、冷めてもおいしいからお弁当にも最適です。

 もうひとつはササミのシソ巻き。こちらは揚げ物で、最初にササミを平たく割いて巻きやすいような形にし、シソをのせ、クルクルと巻いて、ようじで刺し、衣をつけて揚げるシンプルな料理。こちらも断面を上にして盛りつけます。鶏の胸肉でもOKです。

 ポイントは細めのパン粉で衣を薄くすることかな。母はお弁当に入れる際には小さな容器に濃厚ソースを入れて添えてくれました。

 どちらもおいしいだけじゃないんです。中学・高校時代は毎日お弁当だったのですが、お昼に広げると「まりえちゃんのお弁当、ホントにおいしそう!」と友だちから褒めてもらえました。それがうれしくて。見た目がとてもキレイなんですよ。

 その象徴は卵焼き。焼き色がついてなくて、キレイな黄色をしているんです。四角いフライパンで薄く何重にも巻いていきます。これも断面が見えるように入れてくれて。塩は少しで、きび砂糖が入ってほんのり甘い卵焼き。これがまたおいしいんです。

 切り落とした端っこの部分をつまみ食いするのも楽しみで(笑)。「お母さんみたいな卵焼きを作りたい!」と、低学年の時から練習してマスターしましたよ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い