上田まりえさん 中高時代のお弁当の定番は「豚肉の野菜巻き」と「ササミのシソ巻き」

公開日: 更新日:

母とケンカ、5歳で作った家族の食事

 大学進学の際は高校まで使っていたお弁当箱持参で上京し、母のメニューを真似して作っていました。子供の頃から料理は大好き。母から具体的に教わったことはなかったのですが、いつも手伝っていたので、「こんな感じだったなあ」と思い出しながら自炊していました。

 初めてひとりで家族の食事を作ったのが5歳の時でした。母とケンカしたことが発端です。なぜケンカしたのか覚えていないのですが、母に「晩ご飯を作りなさい!」と言われて、私も負けず嫌いで頑固だから、「じゃあ作るもん!」と。

 でも、5歳では身長がシンクの上に届かない。手を洗う時に使う台の上に立ち、子供用の包丁を持って作り始めました。

 目玉焼きだけは作れたので、メインのおかずは目玉焼き。見よう見まねで味噌を濾して野菜のお味噌汁を作りました。出来上がりは野菜のニンジンと大根が分厚く、ほぼ生煮え(笑)。食べると自分でも驚くほど硬くて……。

 でも、母は「おいしいね」と褒めてくれました。それで仲直りしたんです。おそらく母は自分で言ったことを後悔して、心配して後ろからのぞいていたと思います(笑)。

 実家に帰った時には今回ご紹介したメニューを母が作ってくれます。私も自分でよく作っていますし、夫も喜んで食べてくれてます。具体的なレシピを教わったわけではないのに、「お母さんの味と似てるなあ」と思うことも多いですね。

 アシスタントを務めているユーチューブ「上原浩治の雑談魂」は、おかげさまでチャンネル登録者数が75万人を超えました。100万人に到達したら「2002年優勝時の巨人のメンバーを東京ドームに集結させイベントする」と上原さんが宣言しています。近いうちに実現したいので、よろしくお願いします! (聞き手=松野大介)

▽上田まりえ(うえだ・まりえ) 1986年9月、鳥取県出身。2009年日本テレビにアナウンサーとして入社。16年退社後、タレントとしてテレビやラジオなどで活躍中。日本語検定委員会審議委員も務めている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か