ひろゆき流ワンマン上司の“独断”阻止術 若手も納得する多数決のテクニックとは

公開日: 更新日:

 日常生活において誰かから何かを頼まれたり、何らかの決め事が進行したりしそうな時、「自分の希望が言いたいけど、言いづらい」と悩むケースー──。そんな時、「論破王」としても知られるひろゆきさんならどうするのでしょうか? ひろゆきさんの新刊『ひろゆきさん、そこまで強く出られない自分に 負けない話し方を教えてください』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成してお届けします

 ◇  ◇  ◇

◼️「多数決」も戦略の1つだ

 グループで決めなければいけないことを、誰か1人が強引に決めてしまいそうな場合の対応を考えてみたいと思います。話し合いの際、誰かが一方的に自分の意見を通そうとしている時などには、「多数決」でみんなの意見を聞くことで議論の流れを変えていくことができます。

◼️まずは共感を集めることから始めよう

「多数決」という戦略を使うためには、まずはそれなりの人数を集める必要があります。多数決で決定する体制として代表的なのは、議会制民主主義(デモクラシー)です。独裁国家が民主化して多数決による議会制民主主義を採り入れていくのは大変ですが、僕たちが「多数決」を採り入れるのは、いたって簡単です。

 まず、人数を集めるには、周囲に声をかけて意見を聞いてみることから始めます。前に、誰か1人が自分の意見を強引に進めようとしている時は、隣にいる人に声をかけて共感を得ていく、という話をしました。今回もその方法が使えます。たとえば7人で話し合いをしている時に共感してくれる人が3〜4人になったら、もう多数派といえます。「ここは、みんなの意見を聞いて、多数決にしてみてはどうでしょうか」などと言って、多数決に持ち込みましょう。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か