ひろゆき流ワンマン上司の“独断”阻止術 若手も納得する多数決のテクニックとは

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多数決に持っていくテクニック

 なお、会社などの組織で多数決を実現するためには、「多数決にするほうが自分にとって都合がいい」と、その場の権力者に思わせることが重要です。上司が「俺が決めるんだ」と言い張る限り、多数決にはなりません。

「上司がワンマンなので、提案しても認めるはずがない」と思う人もいるかもしれません。でも上司の視点で考えれば、よほどうまくいっていたり自分の肝入りのプロジェクトでもない限り、自分の決定に揺るぎない自信を持っている人は、そんなに多くはないのではないかと思います。

 したがって提案すれば、意外と「じゃあ、みんなの意見を聞いて、多数決にしてみようか」と言う可能性は大いにあるんじゃないでしょうか。

 たとえば「若い人たちの意見をたまには入れたほうがいいんじゃないですか」とか、「新人だからと何も決定権がない今までのやり方だと、責任感も生まれないので、今回は1人1票の多数決で決めませんか」などと、会社や社会に関する意義も混ぜながら提案してみると、「先進的でいいね」と周囲の評価が上がるかもしれません。

 すると職場によい空気が生まれますし、上司にとっても、了承することで自分の株が上がる、というメリットが出てくるのです。

▽ひろゆき(本名:西村博之) 1976年生まれ。東京都北区赤羽で育つ。1996年、中央大学に進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「相手の人格を否定すること」を禁じた新たなSNSサービス「ペンギン村」をリリース。2021年、自身のYouTubeチャンネル(登録者数160万人。2023年10月25日現在)での生配信を元にした「切り抜き動画」が話題になり、1カ月の総再生回数は3億回を超えた。主な著書に、『論破力』(朝日新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)、『自分は自分、バカはバカ。』(SBクリエイティブ)、『日本人でいるリスク』(マガジンハウス)などがある。

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