同窓会で「近況を知らない旧友」と距離を縮めるための第一声は?

公開日: 更新日:

「いい思い出」を話題にする

 ここからは上級編です。少し変化球を混ぜるのであれば、共通の話題、共通の思い出を出すのもアリです。「あ!! ○○さんの顔を見たら急に思い出しちゃったんだけど、○○したこと、あったよね」など一気に思い出話に持っていくことが出来れば、距離はあっという間に縮まります。たとえば修学旅行の時の思い出、好きな異性の話をした思い出、共に叱られた思い出、一緒に盛り上がった思い出などです。

 この時に注意しなくてはいけないのは、いい思い出に限るということです。共に叱られた思い出も苦い思い出ではなく、今となっては懐かしい思い出ならば大丈夫です。但し、自分にとっては懐かしい思い出でも、相手にとっては苦い思い出のこともあります。ここは細心の注意を払いましょう。だって久々の再会で苦い思い出を共有して、お互いにズーンと沈み込んだらシャレになりませんよね。そんなことになったら、再会の思い出じゃなくて最下位の思い出になっちゃいます。……あ、余計なこと言っちゃった。この記事自体が私の苦い思い出になっちゃうかも。

 ◇  ◇  ◇

▽桑山元(くわやま・げん) 早稲田大学教育学部を卒業後、興亜火災海上保険株式会社(現・損保ジャパン)に新入社員代表として入社。本社にて短期資金運用担当者、メインバンク本店担当部署で法人営業を経験。退社後は、声優養成所を経て、ニュースに特化したコントグループ「ザ・ニュースペーパー」に19年間所属。2022年、ザ・ニュースペーパーを退団し、講師に転身。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 2

    84歳の五月みどりが最期のパートナーと過ごす“やすらぎの刻”…経営するギフトショップは閉店

  3. 3

    五月みどりと中村玉緒が共に施設に入居…“同い年の女優”それぞれの晩年

  4. 4

    やす子は人間不信に…友人から借金を頼まれたら「さっさと貸して縁を切る」という新発想

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  1. 6

    1000円の小遣いでも嬉しかったほど安月給でも、「カネはない」など口が裂けても言えなかった

  2. 7

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度

  3. 8

    森保監督が38歳の長友佑都を日本代表に招集し続けるワケ…7月の中国戦はラスト通告だった

  4. 9

    やす子に“賞味期限切れ説”…1年前「24時間マラソン」で意図せずスターになるもTV業界の評判ダダ下がり

  5. 10

    阪神の独走を許した「巨人の大罪」…1点差にめっぽう弱い要因を元コーチ2人が看破する