学生時代、神保町「さぼうる」で渡辺えり風のマダムにかけられたハッパの中身

公開日: 更新日:

神保町(千代田区)

 昔ながらの喫茶店でゆっくり時間を過ごすことは、古本を漁った後の楽しみのひとつである。

 そんな理由からか神保町には昔から喫茶店が多い。しかし1980年代あたりからテイクアウトができるうまいコーヒーを安く提供する店が大流行。その影響で昔ながらの喫茶店、とくに個人経営の店の多くが廃業を余儀なくされた。海外のコーヒー専門店が上陸、舌を噛みそうな名前の飲み物も幅を利かせ、さらに厳しい状況にある。

 今回訪ねたのは、いまだに現役で頑張っている昭和47年創業の「神田伯剌西爾」。老舗古書店の地下にあり、狭い急な階段を下り始めると香ばしいコーヒーの香りに包まれる。世界各種のコーヒーを自家焙煎、ハンドドリップで出してくれる。まさに煎りたて、ひきたて、入れたての三拍子揃い踏み。しかも、こちらは喫煙者を優遇してくれる大人の店。たばこの煙でコーヒーの香りが悪くなるなんてみみっちいことは言わない。

 が、今では時代の流れか禁煙エリアもある。木造の店内は温かみがありアタシが通っていた40年前と全く変わらない。今日も苦みの強いマンデリン(600円)を注文。昔はこれとバターたっぷりの厚焼きトーストがアタシの定番だった。今は残念ながらトーストはやっていないが、種類が増えた自家製ケーキが人気で若い男女で賑わっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?