世界一周飛行中に消息を絶った双発機 87年ぶりに米海洋調査会社が発見か?

公開日: 更新日:

 女性として初めての大西洋単独横断飛行を行い、1937年7月2日、赤道上世界一周飛行に挑戦中、太平洋のハウランド島近くで行方不明になったアメリア・イアハート。

 米海洋探査会社「ディープ・シー・ビジョン」のトニー・ロメオCEOは今月27日、その海域の海底でイアハートの愛機である可能性があるものを発見した。

 イアハートが乗っていたのは米ロッキード社の双発機L10エレクトラ(写真=イアハートの公式サイトから)。ディープ・シー・ビジョンはインスタグラムに飛行機のような形状をしたソナー画像を3枚、投稿した。

「間違いなく彼女を見つけたとは言えないのですが、彼女の飛行機である可能性があると考えています」とロメオ氏。

 国立航空宇宙博物館の学芸員、ドロシー・コクラン氏も米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、ソナー画像が撮影された場所は、イアハートが行方不明になった場所とほぼ一致していると語った。

 ロメオ氏は、水中ドローンを使ってより鮮明な画像を手に入れる方針だ。87年ぶりに、イアハート行方不明の謎は解き明かされるか──要注目だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?