忍び寄る「防衛増税」拡大…有識者会議で「43兆円から積み増し」提言相次ぐ仰天

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「国民の期待に真に応える」

 昨年5月に共同通信が実施した世論調査によれば、防衛増税を「支持しない」が80%。防衛費の増額そのものについても「適切ではない」が58%に上った。

 防衛費増に「国民の期待」はまったく感じられないが、木原防衛相は会合で「現在計画している事業のみならず、その先の防衛力整備をいかに進めていくかも並行しながら検討していきたい」と積み増しに前のめり。「国民の期待に真に応えることが求められている」などとトンチンカンな見解を示した。

「国民の期待に応えるなら、まずは税金のムダ遣いを見直すべきです。安易に負担増を国民に押し付けるのではなく、効率化が先です」(斎藤満氏)

 林官房長官は19日の会見で防衛費43兆円について「見直すことは考えていない」と断言していたが、果たして。

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