南海トラフ地震確率「30年以内に8割」のウソ 「科学事実に反する」地震本部の非公開資料公開

公開日: 更新日:

 すっかり定着している「南海トラフ地震の確率は30年以内に8割」。しかし、これが科学的な根拠のないものであることが分かった。8日の東京新聞によれば、2013年の政府の地震本部の専門家会議では多くの委員が「算出の計算式には科学的に問題がある」と採用に反対した。しかし、全国基準の平均モデルを使うと確率が20%になるため、地震本部は高い確率のみが採用され公表された。

「高い確率の根拠は1679年の古文書『室戸港沿革史』などで、水深が宝永地震前と違うとの解釈が伝承され、これに一般的な地震周期を組み合わせたものが使われた」(地震専門家)という。

 ではなぜ地震確率の高いものが採用されたのか?

「高い確率の地域には膨大な防災対策費が付き土木関連事業が潤う。そこに政治家の口利きがものをいうのです」(事情通)

 2016年の熊本地震、18年の北海道胆振東部地震、そして今年の能登半島地震。いずれも確率予測は低かった。だます確率、だます政府。人災と言ってもいい。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった