著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さま「オックスフォード大進学説」を検証…皇族がいきなり海外の大学に入学した例はゼロだが…

公開日: 更新日:

■英国式の教育制度なら大学入学後すぐに昆虫学の研究に打ち込める

 もともと、皇族は語学に長けている。国際親善の役割を担う皇室にとって英語は必須アイテム。幼い頃からレッスンを受けているのだ。

悠仁さまも当然、身につけています。幼少時代を米国ですごした母・紀子さまという先生が身近にいるのも心強い。ただ、天皇陛下と比べ、生きた英語かどうかという点では疑問が残る」(前出・宮内庁OB)

 徳仁さまは学習院中学3年の夏休みにオーストラリア、高校2年の時はベルギーとスペイン、大学ではタイに旅行した。一方、悠仁さまが海外デビューしたのはお茶の水女子大付属中学1年の時。秋篠宮ご夫妻のブータン訪問に同行された一度きりだ。

「その後、高校受験があり、現在は大学受験を控えていることもあって、海外を訪問する機会がつくれていない。将来の天皇としてグローバルな見聞を広めるのに最も大切な時期にさしかかっているのですが」(同)


 だからこそのオックスフォード大進学というわけだが、秋篠宮家がそれを積極的に進めるムードは伝わってこない。そもそも、前出の4人は学習院大を卒業後に留学している。皇室が日本の大学を経ないでいきなり海外の大学に入学した例はないのだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 2

    大阪万博GW集客伸びず…アテ外れた吉村府知事ゲッソリ?「素晴らしい」と自賛も表情に滲む疲れ

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機

  5. 5

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  1. 6

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  2. 7

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  3. 8

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  4. 9

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  5. 10

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?