レコードの魅力とは? もうすぐ100周年の老舗中古レコード店社長に聞いた

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すべてに価格をつけ盤質は3段階表示

 1階は邦楽専門で2階は洋楽、3階はクラシックの売り場。レコード総数は約10万枚だ。すべてに価格カードが付けられていて、盤質はA、B、Cの3段階表示。Cがダメというわけではないが、B以上は十分な音質と品質が保証されている。確認せず購入しても、聴く分には問題ない。もちろん各階に試聴コーナーを用意。レコード盤を手にして目と耳で確認してから購入できる。

「最近はシティーポップがブームで、若い世代のお客さんが増えています。外国人のお客さんは、2017年に放映された『YOUは何しに日本へ? 【大貫妙子さんの幻のレコードが欲しい!】』から目立つようになりました。レコードの魅力ですか? 聞かれるたびに『柔らかくて温かくて奥行きがあって包み込むような音』と答えています。ずっと聴いていても、心地よさと癒やしが持続するのです。CDを長時間聴くと『疲れる』という人は少なくありません」

 1階のレジに立つ背後にユーミン、BOO/WY、浜田省吾矢沢永吉、加藤和彦、YMOのジャケットが並ぶ。

「自分の好きなアーティスト、最近の売れ筋を中心に小まめに入れ替えしています。どんなことでも気軽に問い合わせしてください。もちろん電話でも大丈夫。これからもレコードをこよなく愛する人の手助けをさせていただきたいと思います」

(住)本店=東京都千代田区神田神保町2-26
(℡)03-3262-2553
(営)月~土曜 11~20時(日曜は19時まで)

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