東京ディズニーリゾートの新エリア「ファンタジースプリングス」おさえて置くべき入場情報とおすすめフォトスポット

公開日: 更新日:

 1983年のオープン以来、たくさんの来場者の要望に応えたエリアを増やしてきた東京ディズニーリゾート。2024年6月6日(木)にグランドオープンする新エリア「ファンタジースプリングス」は、東京ディズニーシーの8番目のテーマポートです。

「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーターパン』をモチーフにしたエリアと1つのホテルで構成されています。

 今回はオープン前に、エリアを楽しみ尽くすために覚えておきたいポイントをご紹介します。

■アナと雪の女王のアレンデール城を中心にした「フローズンキングダム」

「フローズンキングダム」は、ディズニー映画『アナと雪の女王』が幕を閉じた後の幸せな世界で、映画のストーリーをたどるアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」や、アレンデール城の中にあるレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」、サウナ付きの山小屋の主人オーケンが経営する「オーケンのオーケーフード」があります。

 アナとエルサが暮らすアレンデール城をモチーフにした「アレンデール・ロイヤルバンケット」は、雪の国らしく尖った屋根とシンデレラ城の石とは違い、木の温かみを感じるデザイン。広間にある王座はまず押さえておきたいフォトスポット。クリストフとスヴェンソンのそりは、背景にノースマウンテンとエルサの氷の宮殿を入れて撮れます。また、城門を出た橋の上は夜になるとぐっと大人のムード。ベンチも多いゾーンなので、歩き疲れて一休みしつつアレンデール王国訪問を楽しめます。

■ラプンツェルが暮らしていた塔を中心にした「ラプンツェルの森」

 ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』をテーマにした「ラプンツェルの森」では、世界のディズニーテーマパークで初のライドできるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」が登場。

 ボートに乗ってロマンティックな旅へ出るのですが、屋外では塔の上から手を振るラプンツェル、屋内に入ってからはクライマックスのランタンフェスティバルまで見どころ満載です。

■停泊する海賊船やドクロ岩など「ピーターパンのネバーランド」

 ピーターパンたちが暮らす子どもしか訪れることができないネバーランドを再現した「ピーターパンのネバーランド」エリアは、フック船長と戦う海賊船やドクロ岩などの怖い雰囲気と、ティンカーベルを始めとする妖精たちが暮らす妖精の谷「ピクシーホロウ」にあるアトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」など、ドリーミーなファンタジーの世界の両方が楽しめます。
 
 アトラクションそのものも素敵ですが、アトラクションに入るまでのゲート付近や待機列、アトラクションの出口までの通路など、アトラクションのゾーン内にもフォトスポットがたくさん。さっさと移動するのはもったいないですよ!

■ライドアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」の待機列ゾーンに注目!

 ロストキッズの一員となってフック船長と海賊からジョンを救出するライドアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」の待機列ゾーンのジャングルでは、一部の空の雲が様々な形に変わります。

 雲が出ているのも一定時間、またその出る形もランダムなので、どんな形の雲に出会えるのかしっかりチェックしましょう。

■ファンタジースプリングスに入場するには事前準備が必要!

 さて、ここまでご紹介した「ファンタジースプリングス」ですが、残念ながら通常の東京ディズニーリゾートのように入場ゲートをくぐったからといって足を踏み入れることはできません。エリア内の入場制限のため、「ファンタジースプリングス」への入場および「ファンタジースプリングス」内の対象アトラクションの利用には、東京ディズニーシーのパークチケットの他に、対象アトラクションの「スタンバイパス」(無料)または「ディズニー・プレミアアクセス」(有料)の取得が必要です。

最新のこちらのエリアに入場するには、東京ディズニーシー入園後すぐのアプリ活用が勝負。または、入園対象のホテルに宿泊すると、優先で入場できます。


■新エリアだけで1日終わってしまうほどの世界観

 2019年から5年の歳月をかけていよいよオープンする新エリア、東京ディズニーリゾートのなかでもさらにファンタジーの世界観にどっぷり浸れる空間は、アトラクション以外での楽しみで、写真を撮っていたらむしろここだけで1日終わってしまいそうな予感。

 スタンバイパスの争奪戦になるのは確実なので、しばらくは朝イチ訪問じゃないとエリアそのものにも入れないことが予想されます。しっかりと対策したうえでの新エリアに挑みましょう!

(取材・文=北本祐子)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁

  3. 3

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  4. 4

    政府のマイナ保険証強行に反旗! 原告団事務局長が明かす「対応義務化訴訟」に踏み切った医療現場の実態

  5. 5

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  1. 6

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  2. 7

    斎藤元彦知事は“無双”から絶体絶命に…公選法違反疑惑で刑事告発した上脇教授と郷原弁護士に聞いた

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    公的年金“不公平”議論どうなる?「第3号被保険者」制度の廃止をめぐり賛否が真っ二つ

  5. 10

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言