今やプラチナチケット…「サンライズ出雲」に乗って実感!“人気すぎる夜行列車”の最高の楽しみ方

公開日: 更新日:

出雲大社パワーでキレイなオネーチャンと…

 車内にはトイレはもちろん、洗面台やシャワーも完備。3号車と10号車にはラウンジがあり、カップルや家族連れなどさまざまな人でにぎわっている。電車が静岡県に入った午後11時ごろ、お酒で顔を真っ赤にしていた40代男性に話を聞いた。

「僕はいわゆる“乗り鉄”です。夜行列車が好きで、朝になれば本州の反対側に着いてるなんてロマンじゃないですか。そんな旅のお供はこの晩酌セットです。発泡スチロール製の使い捨てクーラーボックスに氷をたくさん入れて、持ってきた2本の焼酎小カップでお茶割りをつくるんです。車窓から夜景を眺めながら、駅弁をつついて一杯やるのは最高のぜいたく。もはや“飲み鉄”ですね(笑)」

 旅行会社のツアーで乗車していた60代の男性は、こんな思い出があるという。

「もう20回もサンライズ出雲に乗ってるんだけど、5年前に縁結びで有名な出雲大社にお参りに行ったのよ。旅行から帰って数日後、上野で飲んでたらオネーチャンが酔っぱらいに絡まれててさ。スゴく怖かったんだけど、止めにいったんだよね。だって、オネーチャンが可愛かったから! そしたらオネーチャンが『お礼がしたい』と。連絡を取り合ううちに、付き合うことになったんだよね。まさかこの年でさ、15歳年下の国際線のキャビンアテンダントと恋をするとは。今も仲良く付き合っててさ、やっぱり出雲大社はすごいよ!」

 縁結びパワー、恐るべしである。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」