3選狙う小池都知事は情勢調査「一歩リード」も圧勝遠のき焦り…街頭演説も聴衆スカスカ

公開日: 更新日:

 この日は雨が降っていたこともあってか、小池知事が演説を始めても足を止める人は少なかった。2人組の若い女性が「あっ、百合子だ」と声を上げていたが、写真を撮るでもなくそのまま立ち去っていった。駅前広場には、聴衆が演説を聞くために鉄柵で囲われたスペースが用意されていたが、3分の2程度しか埋まっておらず、スカスカ。聴衆はせいぜい500人程度だった。小池知事といえば、かつては街頭に立てば1000人は足を止めるのが当たり前だったが、神通力はスッカリ消え失せている。

■公明の動員頼み

 それに、街宣に駆け付けた聴衆の一部は明らかな動員だった。会場には公明党の支持母体・創価学会の女性部とおぼしき人がチラホラ。日刊ゲンダイ記者は、小池知事のイメージカラーの緑色のポロシャツを着た公明都議を発見。ビラを配りながら、支援者に「よろしくお願いしますね」などと挨拶していた。記者が名刺を差し出して話しかけると、「あんた誰? 私は名乗るつもりはないから!」と妙に慌てた様子で走り去っていった。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か