体重73キロの犬が足を負傷しオレゴン州の山中で立ち往生…ストレッチャーで運んだ地元消防に称賛の声

公開日: 更新日:

 地元消防に感謝と称賛の声が寄せられている。

 米オレゴン州サドルマウンテンの山中で7月12日、飼い主と一緒にハイキングをしていた大型犬グレートピレニーズが足にひどい裂傷を負って歩けなくなり、立ち往生。地元の複数の消防署が救助隊を編成して、体重約73キロの大型犬をストレッチャーに乗せて下山した。

 写真はそのひとコマで、地元の消防署を管轄するキャノンビーチ地方消防保護区のフェイスブックに記事とともに投稿された。

 記事によると、負傷の原因は、登山道に敷かれた滑り止めの溶接ワイヤーフェンス(ワイヤーメッシュ)。鋭利な針金がむき出しになっている場合もあり、それで裂傷を負ったとみられる。

 キャノンビーチ連邦警察によると、ハイキングコースに犬を連れて行くのは許可されているが、「犬にあまり優しい場所ではありません」と指摘。「犬用ブーツの着用をお勧めします」としている。

 それにしても73キロの犬をストレッチャーで搬送、それも山中となれば大ごとだったでしょう。お疲れさまです。

  ◇  ◇  ◇

 世界は犬に優しい人たちばかりじゃない。●関連記事【もっと読む】『犬の口を結束バンドで縛って虐待したのは誰だ!』には怒り心頭だ。

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