著者のコラム一覧
髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

NHK朝ドラ「虎に翼」で話題…弁護士になるための最新情報

公開日: 更新日:

 7月10日から14日にかけて、令和6年司法試験が行われました。約4000人が受験し、ここから未来の弁護士、裁判官、検察官が誕生することになります。

 最近、弁護士、裁判官などを務めた女性の半生を描いた連続テレビ小説「虎に翼」の放送のおかげもあって、「弁護士」という職業が注目を集めているようです。

 弁護士になるには司法試験に合格しなければならないというのはだれもがご存じでしょう。ただ、司法試験を受けるためには、受験資格を取得しなければならないことや司法試験に合格したからといって、すぐに弁護士になれないことはあまり知られていません。

 まず司法試験の受験資格を得るためには、①いわゆるロースクール(法科大学院)を修了する、または修了見込みであること②「予備試験」という試験に合格することのいずれかを満たす必要があります。ロースクールでは2年または3年かけてカリキュラムをこなし、基本的な法的思考、知識を身につけることになります。一方で予備試験の場合、毎年の合格者が数百人と、かなり狭き門になりますが、大学院課程を修了せずとも司法試験の受験資格を得ることができ、このルートで高校生が司法試験に合格した例もあります。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋