「南海トラフ巨大地震注意」の中途半端 宮崎震度6弱で初発表も…“出さないよりマシ”なレベル

公開日: 更新日:

 巨大地震の前触れなのか。

 8日発生した日向灘を震源とする地震は、宮崎県日南市で震度6弱の揺れを観測。地震の規模(マグニチュード)は7.1と推定されている。

 南海トラフ地震の想定震源域内でマグニチュード6.8以上の地震が発生したことを受け、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報」を発表。地震発生直後に専門家による検討会を開催し、今回の地震が南海トラフ地震に関連性があるとする「巨大地震注意」を出した。

 臨時情報の発表は2019年の運用開始以来、初めて。想定震源域内のプレート境界でマグニチュード8.0の地震が発生した場合に出される「巨大地震警戒」には至らなかったものの、気象庁は巨大地震が発生する可能性が「平常時よりも相対的に高まっている」として、今後1週間の「注意」を呼びかけた。

 検討会後に開かれた臨時会見で、同会の平田直会長は巨大地震が発生する確率について「数倍高くなっている」と説明。「地震学的には『数倍高くなった』ということは極めて高い確率です」と指摘しつつ、一方で「それでも数百回に1回ぐらいのできごと」と冷静な対応を求めた。もう、何が何だかである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    近鉄「しまかぜ」(大阪難波~賢島、京都~賢島、近鉄名古屋~賢島)見て、飲んで、食べて、くつろいで…伊勢志摩まで充実の2時間強

  2. 2

    男性シニアの再就職は元公務員でもこんなに難しい 中高年がハマりやすい「リスキリング」の落とし穴

  3. 3

    なぜ女性天皇はダメなのか?旧宮家の養子案そのものが、女性・女系天皇を阻止するために生まれたものだ

  4. 4

    関東で震度5弱の地震…ズドンと衝撃→長い揺れナゼ? 気になる首都直下型地震との関連性を専門家に聞いた

  5. 5

    能力アピールも資格取得もムダ! 元公務員でも難しい「男性シニアの再就職」を突破できるのは「謙虚な人」という“無慈悲な実情”

  1. 6

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  2. 7

    シカとイノシシは殺処分だが…兵庫県多可町が「錯誤捕獲」したクマを放獸のナゼ

  3. 8

    5年に1度の皇室と旧宮家の交流の場「菊栄親睦会」は2014年から開催されず…関係性の変化と養子案の皮肉

  4. 9

    「士業で独立」を夢見る中高年の理想と現実 60歳を過ぎても役に立つ資格とは

  5. 10

    能登、トカラ列島、八戸に続き鳥取・島根で震度5強の揺れ…気になる「次の震源地」はどこだ?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    長尾謙杜は熱愛報道に謝罪も「問題児」扱いで“STARTO社出世レース”からドロップアウト

  2. 2

    トランプ大統領と高市首相がG7夕食会で「口論」し他国首脳が仲裁に? 仏メディアが報道の驚愕

  3. 3

    和久田麻由子アナ成功のカギは、“NHKの鎧”を脱いで個性を出せるかにある

  4. 4

    ホラン千秋は都立国際高校→青学大英米文学科と順調に進学も、女優の夢に破れてキャスターで開花

  5. 5

    佐々木麟太郎をMLBドラフト大改革が直撃…スタンフォード大残留なら契約金大幅減も

  1. 6

    ドジャース大谷翔平"血だらけ中指”の原因はマメじゃない? 日米のメディアの事実誤認

  2. 7

    白石麻衣が通った埼玉県の旧・私立小松原女子高校と、乃木坂46のきっかけを作った専門学校TSM

  3. 8

    白石聖は「豊臣兄弟!」代役から7月連ドラヒロインに大抜擢 “ラッキーガール”にかかる期待とリスク

  4. 9

    いよいよ“詰み”始めた高市首相…中傷動画疑惑めぐる答弁破綻で土俵際、週明け衆参集中審議が見もの

  5. 10

    『トゥモロー・ネバー・ノウズ』新機軸だらけのサウンドをバックに哲学的な歌詞の念仏感