遅筆道文庫・川西町立図書館(山形県)井上ひさしワールドにどっぷり浸れる聖地

公開日: 更新日:

すぐ裏手には天神森古墳が

 井上が生前に過ごしていた空間も“そのまま”再現されている。入り口からすぐのところには千葉県市川市に住んでいた時に使っていた応接セット、晩年を送った神奈川県鎌倉市の自宅の書斎などを設置。書斎は本棚やデスク、机上に置いてあったペンや眼鏡、服用していたクスリ、灰皿などは遺族の寄付により本物をしつらえ、本棚の書籍は並び順まで最期の状態のままを保っているという。

 そのほか、井上の講演会の動画を視聴できる空間も用意されている。まさに井上の聖地だ。

 飲食は出入り口を出た施設内のロビーでのみ可能。このロビーは中規模ホールの役割も兼ねており、不定期で催し物が開かれている。

「その際には図書館内にも音が伝わるので、館内は少し賑やかな印象を受けるかもしれませんので、あらかじめご承知おき願います。また、施設のすぐ裏手には天神森古墳があるので、目が疲れたら足を運んでいただければリフレッシュになるはずです。春は桜が満開で、そちらも見応え十分ですよ」(遠藤さん)

●住所 山形県東置賜郡川西町大字上小松1037-1(℡0238-46-3311)
●開館時間 休館の月曜を除く9時30分~19時(12月~3月は18時、日曜、祝日は17時まで)
●アクセス JR米坂線羽前小松駅で下車、東口から徒歩5分

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