ポッカレモンの“ポッカ”って何の意味? メーカーに聞いた

公開日: 更新日:

 冷えたレモンサワーでグイッと一杯! そんなシーンに最適なポッカレモンだが、そもそも「ポッカ」ってどういう意味なの? 昔はニッカレモンという社名だった。

「実は、創業者のゴルフ好きが高じてゴルフウエアの『ニッカーボッカー』から社名が生まれたのです」と、ポッカサッポロフード&ビバレッジの広報担当者。単なる思いつきながら、ボッカーを明るい印象になるポッカに変更したのは素晴らしいアイデアだ。

 そして、元は「青果レモン」ではなかった。

「1957年発売当時はカクテルブームにのり、業務用瓶詰合成レモンをカクテル用の材料として開発・販売していました。当時はまだレモンの輸入自由化(64年)が始まっておらず、青果レモンは非常に高価。レモン果汁の味を手軽に再現するため、レモン味の飲料を作り、その後72年に、レモン果汁100%のポッカ100レモン(2007年からポッカレモン100に改名)が誕生しました」(前出の担当者)

 レモンの味と香りは非常にデリケートなもの。これを再現するためにさまざまなパートナー企業の協力を得ながら完成にこぎつけた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった