自民総裁選・河野太郎氏の目に余るご都合主義…「総理誕生」での脱派閥とマイナ普及は矛盾だらけ

公開日: 更新日:

 納得を得たいなら、さっさと派閥を離脱すればいい。なのに、脱派閥の改革派を気取りながらケジメはつけられず、「所属する麻生派の数の力」を頼る「ご都合主義」。

 一方、新閣僚・党三役には派閥離脱を求める。これを「矛盾」と言わずして何と言う。

 こうした態度は、旗を振るマイナカードの利用促進にも表れている。

 河野大臣は同番組で「災害時にマイナカードを持ってきてもらって、避難所でいろんな入所の確認をしたり、あるいはアレルギーや薬の情報を災害対策本部に一括で入れたりということができるようになっていきます」と“利便性”を力説。しかし、マイナ保険証がなくても、災害時は氏名、生年月日、性別、住所などの基本情報で、薬剤情報・診療情報・特定健診情報の閲覧が可能だ。

■「便利だから持った方がいいよね」

 本来は任意取得であるはずのマイナ保険証を実質的に強制する強引さがヒンシュクを買っているのに、河野大臣は「イデオロギー的に反対されている方がまだいらっしゃいます」と反省の色すらない。「義務化ですと言って『ぎゃっ』となるよりは、『便利だから持った方がいいよね』を増やしていくのが、まず当初の戦略として大事かなと思います」と続けたが、一蓮托生でマイナ保険証をゴリ押ししている厚労省は、〈利用実績が低い医療機関等に対する個別の働きかけ〉を行う方針である。現場にプレッシャーをかけることのどこが、河野大臣の言う「戦略」なのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  2. 7

    高市首相に疑惑炸裂で「茂木新総裁」が急浮上 キングメーカー麻生太郎氏とも関係良好、経験値の高さも折り紙付き

  3. 8

    トンチキアイドル枠独占のM!LKが“ポスト嵐”に急浮上! イケメンからインテリまで幅広く

  4. 9

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  5. 10

    紙切れ一枚でクビに…怒りに任せて野球用具すべてを詰め込んだバッグごと、ゴミ箱にぶん投げて球場を後にした