ヤクルトファン悲鳴!神宮球場外野スタンド大幅縮小確実…再開発樹木伐採「見直し案」が波紋

公開日: 更新日:

 野球ファンは「応援団は外野席に陣取って応援する。神宮球場は通路が広く、開放的で動きやすいと評判なのになぜ」と悲鳴を上げる。ならば、ホテル部分を縮小すればいいのに、ライトスタンドのヤクルトファンの応援席はどうなるのか。事業者代表の三井不動産広報部はこうコメントした。

「今回の計画変更では元の計画から観客席の変更などが必要となります。今回のセットバックの方針を前提に、計画当初より描いている新球場の機能を実現するため、座席数も含め、野球を見る人、プレーする人双方にとってよりよい新球場の実現を目指す施設計画の検討を進めてまいります。新球場の詳細は今後の設計において詰めていくため、座席数が決まる時期は未定となります」

 都政関係者は「都の環境アセスメントの審議会を経て、10月中にも工事が始まる見通し」と話す。森元首相らの利権や暗躍が疑われてきたいわくつきの再開発だ。野球ファンを置き去りにして、このまま着工させていいのか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い