一夜漬けで南米予習?石破首相が外遊直前手にしていた『ペルーを知るための66章』に出版社も驚き

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「相手ほ知らないことが偏見や差別を生む」がコンセプト

 石破首相が手にしていた本も、ペルーの歴史や文化、政治・経済などの6つのテーマから構成されており、スペインによる植民地支配の歴史や自然環境など、さまざまな側面を学ぶことができる。

「他の政治家や官僚の方に愛読していただいているかは分かりませんが、国際協力機構(JICA)など海外で働く方には『よく読んでるよ』という声をいただいております」(明石書店の担当者)

 昨年200巻に到達したこのシリーズには、こんな思いが込められているという。

「『相手を知らないことが偏見や差別を生む』という考えから、異文化理解を広げ、差別や排除を減らそうというコンセプトがあります。そんな本を石破総理のような最前線で活躍される方に手に取っていただき、うれしく思います」(明石書店の担当者)

 首相も手にした“ガチの入門書”。週末に読んでみてはいかが?

  ◇  ◇  ◇

 岸田前首相は辞任前の“卒業旅行”外遊でニタニタしながら「日本に投資を」呼びかけていた。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。

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