著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

セブン-イレブンvsファミリーマート「肉まん」が酒のつまみになるのはどっち?

公開日: 更新日:

肉まん編

 コンビニは店舗が増えすぎて飽和状態と思いましたが、スーパーが遠いシニア単身さまなどに重宝されています。

 コンビニの通常の商品の利益率は約35%、ドラッグストアより高いけど、24時間営業の人件費を考えるとつらい……。

 でも、なんと店内で揚げる唐揚げや肉まんなどの利益率は50%、プライベートブランド(PB)も50%前後です。だからPBはどんどん増えていますが、商品開発から製造、販売まで手間もかかります。

 それなら、やはり、店舗で肉まんや唐揚げ、ドーナツなどを売るしかありません。最近は、品薄も目立ちます。作りすぎを避けているのでしょう。

 大学で経営を教えていた私の教え子H君が今はファミマのオーナーになっています。その地域で肉まんを売っているコンビニが少なかった、よほど私の教え方がよかったのか……いつもその地域で唐揚げや肉まんの売り上げナンバーワンなんです。

 確かに、肉まんの利益率、粗利益は約45%ですから、頑張りたくなるのもわかります。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」