「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

公開日: 更新日:

市は「問題ないと聞いている」

 市まちづくり推進部は「水枯れを確認した」としつつ、「JR東海からは『明知町に設置した観測井戸での地下水位も、西尾工区で計測されるトンネル湧水の量にも大きな変化はない。問題はない』と聞いている」と取り合わなかった。

 だが、これは事実誤認と思われる。なぜか。観測井戸では一時期50メートルも水位が下がり、20年夏は1日あたりのトンネル湧水が1500トン前後だったのに、24年3月から一気に2500トン前後に増えたからだ。

 地下水はどこかが枯れたら、その分だけ、どこかで異常出水する。私が西尾工区を訪ねると、そこではトンネル湧水が轟音を立てながら滝となって川に放流されていた。

 石黒直樹市長は伊藤議員の質問に「市はすでにJR東海に対応を要請した。JRは住民に丁寧に説明すると回答した」と答えた。しかし、減渇水が起きて以来、JR東海は住民説明会を実施していない。

 今回訪れた3軒以外でも減渇水が起きていないか。引き続き取材を続けるつもりだ。

(ジャーナリスト・樫田秀樹)

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