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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

トランプ2.0時代の新トレンドに? 「MAGAセクシー」って何だ

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 その象徴的存在が、ホワイトハウスの記者会見を仕切るキャロライン・レビット報道官です。27歳という史上最年少のZ世代の報道官は、ふんわりしたブロンドヘアに80年代風のハッキリとした濃いアイメークが印象的です。彼女の下に2人の女性報道官がいますが、やはり金髪の若い白人でMAGAセクシーの代表格とされています。

 またトランプの娘のイヴァンカ、義理の娘のララ・トランプなども同じタイプのブロンド。ただフェミニンなだけなく、政治やビジネスでパワーを発揮することも、MAGAセクシーの特色です。

 SNS上にはこうしたMAGAセクシーに関する投稿が溢れ返っています。伝統的な女性らしさの回帰を祝う声もあれば、保守的な女性のステレオタイプを批判したり、メークが濃いのをいじるような投稿もあります。

 一方で、DEI(多様性・公平性・包括性)を廃止した新政権が、金髪の白人女性だけが美しいというメッセージを出していると、反発する声も少なくありません。

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