トランプ2.0時代の新トレンドに? 「MAGAセクシー」って何だ
その象徴的存在が、ホワイトハウスの記者会見を仕切るキャロライン・レビット報道官です。27歳という史上最年少のZ世代の報道官は、ふんわりしたブロンドヘアに80年代風のハッキリとした濃いアイメークが印象的です。彼女の下に2人の女性報道官がいますが、やはり金髪の若い白人でMAGAセクシーの代表格とされています。
またトランプの娘のイヴァンカ、義理の娘のララ・トランプなども同じタイプのブロンド。ただフェミニンなだけなく、政治やビジネスでパワーを発揮することも、MAGAセクシーの特色です。
SNS上にはこうしたMAGAセクシーに関する投稿が溢れ返っています。伝統的な女性らしさの回帰を祝う声もあれば、保守的な女性のステレオタイプを批判したり、メークが濃いのをいじるような投稿もあります。
一方で、DEI(多様性・公平性・包括性)を廃止した新政権が、金髪の白人女性だけが美しいというメッセージを出していると、反発する声も少なくありません。