著者のコラム一覧
鎮目博道テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人

テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人。テレビ朝日で社会部記者を経て、報道・情報系を中心に番組ディレクター、プロデューサーを務め、ABEMAの立ち上げに参画。2019年8月に独立。近著に『アクセス、登録が劇的に増える!「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)、『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)、メディアリテラシーについての絵本『それウソかもよ? うちゅうじんがやってき た!のまき

奥渋谷で行列をつくった伝説の店主が韓国ソウル「タッカンマリ通り」に挑む

公開日: 更新日:

値段は3万ウォン、日本円でおよそ3000円

 どの店もタッカンマリの値段は3万ウォン。日本円でおよそ3000円だ。この値段でどこまでできるか、チェさんのチャレンジが始まった。

 鶏は他店よりひと回り大きなものを使う。スープは鶏と豚骨のダブルスープに、日本の「あるもの」を加えて味わいを深くする。具は通常ジャガイモとトック、ネギくらいしか入らないところに、今人気のセリをドッサリ山盛り乗せ、さらに驚きの「いろいろな具材」を入れた。詳しくは食べて驚いてほしい。辛いものが好きな人向けには「赤タッカンマリ」もある。これまでのタッカンマリの常識を破っている感じだ。

 アイスは食べ放題。そして、渋谷で評判だった「お土産」各種も用意した。海苔、パックなどなど…それでもチェさんは「物価高騰で渋谷の時ほどサービスがたくさんできない」と頭を抱えていた。

「儲けはある?本当に大丈夫?」と心配になって聞いてみた。チェさんはニッコリ笑って「まあ、たぶんなんとかなると思います。それより、私のサービスが韓国で認められるか、やってみたいんです」と答えた。そういう人だ。

▽ハミングタッカンマリ
 住所:ソウル市チョンノ区チョンノ252-10
 電話:02-2272-2751

  ◇  ◇  ◇

 夏休みは日本から近い海外で食べ歩き? 関連記事【ソウルに行ったらこちらもお勧め】韓国ソウルのディープ酒場で酔う…激辛料理専門家・金成姫さんが実食…もあわせてご覧ください。

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