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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

銀行界隈の金利キャンペーンを鵜吞みにすると…パンフレットはしっかりチェックを

公開日: 更新日:

 しかし、パンフレットをよく見ると期間限定、「1カ月だけ」である。

 でも、いいか。年利8.2%だから1カ月で0.68%。100万円を預ければ、6800円儲かる。

 いやいやそんなに甘くないぞ。ここに「ドル建て」って書いてある! おっとあぶねぇ、早とちりするところだった。

 ん? 為替手数料がかかる? 買うときに1円、売るときも1円。今、1ドル=147円くらいだから、それぞれ0.7%。合計で1.4%。1万4000円とられるってことか。

 もし、為替が動かなかったら、差し引き7200円を損するということ。これって詐欺じゃねぇか!

 しかも、1カ月を経過すれば、金利が1%に下がる、という。つまり、キャンペーンの高金利につられて、“抜けられない沼”に入り込むっていうこと。これって「帝愛」並みの悪徳商法。こんなまき餌、金融庁は許してるのか!?

 まさに「羊頭狗肉」。地方銀行の経営が苦しいのは分かるが、シニアを騙すような宣伝文句はいかがなものかと思う。

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