玩具のジープで飲酒運転した免停男が逮捕…カナダでの奇妙な交通違反取り締まりが話題

公開日: 更新日:

 カナダのブリティッシュコロンビア州プリンスジョージに住むニキータ・モーガンさんという女性が5日午前9時ごろ、自宅近くで車に乗っていた時に、奇妙で滑稽な交通違反の取り締まりを目撃した。

 いい年のオジサンが、子供用のバッテリー駆動の玩具のジープに乗って、公道をトロトロ走っていた。警察官に止められ、ちょっとしたやりとりの後、手錠をかけられ拘束されたのだ。

 そのオジサンは近所に住むカスパー・リンカーン容疑者。酔っていて歩くのがダルかったので、ルームメートの娘の玩具の車を拝借して、近所のコンビニに飲み物を買いに行こうとしたという。

 カナダの法律では人力以外の動力で走る乗り物で公道を走る際には運転免許が必要。リンカーンは免停中だったため、飲酒運転に加え、無免許運転の容疑でも逮捕された。リンカーンは「違法だなんて知らなかった」として法廷で争う方針だ。裁判は12月の予定。写真はニキータさんがフェイスブックに投稿したもの。助手席に乗っていた子供が撮影したそうだ。

 この“事件”はSNSで拡散した後、米誌ピープルが報じたこともあって世界的な注目を集めている。全体として、笑いのネタとして扱われているが、「飲酒運転はどんな乗り物でもダメ」という原則に改めてスポットライトが当たった形だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束