ハイセンス社が116V型を投入…テレビは中国企業の覇権で超大型時代に
地デジ化完了後、テレビは4Kで開発は足踏み。現在は大パネルを安価に製造・販売することが主流になっている。日本では55Vが多いが、世界では65V以上と日本より大型化が進む。今回のハイセンスの116V型テレビは大画面による没入感と面白さをアピール。日本市場で85Vまで売れるようにしたい考えだ。
かつて大画面ブームが起きたのはバブル景気の時代だったのに対し、現在はデフレ経済が続く。この経済環境下で、単なる「進化=高画質」ではなく、「エンタメ=大画面」という価値提案が、現代の消費者層にどこまで受け入れられるかが、今後の市場の焦点となる。
(ライター・多賀一晃)