存在感増す中国製ドローンの脅威 大阪万博でも巨大ミャクミャク演出…世界シェアは8割
13日に閉幕した大阪・関西万博。会期中、毎夜開催されてきたドローンショーは、最終日限定の演出が話題を呼んだ。
閉幕日当日はショーが終わると、夜空に突然、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が。ドローンによって巨大ミャクミャクがサプライズで描き出された。ミャクミャクは「184日間、本当にありがとう!」「また、どこかで会えるといいな! それじゃあみんな、センキュー!」と来場者に別れを告げると夜空に消え、場内には大きな拍手が湧いた。この様子は各種メディアに取り上げられ、SNS上でも注目を集めた。
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実は、このショーで飛行していたドローンは、中国メーカーが開発したものだ。ショーの運営会社「レッドクリフ」(東京都)によると、使用されたのは「EMO-JP」という機種だ。中国のドローンメーカー、ハイグレート社の製品を、共同で日本仕様に改修したものだという。