白山「ジャズ喫茶映画館」にはシニアや外国人観光客が足を運ぶ
「え!」っと驚くような役者の色紙が
                         店内は映画の仕事に関わっていた吉田オーナーが集めた撮影機材が所狭しと置いてあり、「え!」っていうような役者のサイン色紙が無造作に飾ってある。かと思えば「去年マリエンバートで」の当時のポスターや、今では入手困難な映画関係の希少書籍も。そして3000枚のジャズレコード。アタシは注文したビール(800円)を飲むことも忘れ、店内をうろうろ物色。ご迷惑申し訳ない!
「ジャズや映画にあまり詳しくないので、ここを引き継ぐときにはみんなで少し勉強したんですよ」と荒川さん。
 なるほど。吉田さん手作りのスピーカーからコルトレーンのブルー・トレインが流れてきた。サイコ~。白山は東洋大学などがあり学生が多い街。学生諸君よ、たまにはスマホを封印し、ジャズと映画と本に浸ってみたらどうか。不要不急の「教養」を高めることも悪くないぞ。本とレコードの重み以外の理由で店が傾かないことを切に願う還暦男。この店にもしものことがあったら、天下の文京区の沽券にかかわるよ。そうだ! 今度はバンドでベースを弾く中2娘を連れてきてミンガスを聴かせよう。オワコンなどと言わせないからな。 (藤井優)
○ジャズ喫茶映画館 文京区白山5-33-19                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                