南砺市立中央図書館(富山県)棟方志功関連は177点、独自の文学賞も決める「なんと!」な賑わい

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市民と本を結びつける取り組みも多彩

 館内ではフタ付きの飲み物ならOKで、「市民交流サロン」では食事も可能。弁当を持ち込めば一日中ゆったりと過ごすことができる。

「ひとりでも楽しめますが、人とのつながりも感じられる場所です」と松井さん。

「特に月に2度開かれる朗読会『大人のためのおはなし会』が大好評。ボランティア主導で行われる朗読会で、常連の方はもちろん、フラッと立ち寄った方が聞き入っていることもあるんです。おはなし会が行われる『市民交流サロン』は、『学習室』と反対の位置にあり、読書や作業に集中したい方とのすみ分けもバッチリです」

 市民と本を結びつける取り組みも多彩だ。市内5つの図書館や学校、交流センターなどで貸し出し・返却ができる「なんと! ぐるっと巡回本サービス」のほか、今年は芥川賞・直木賞の受賞作がなかったことから、図書館や書店の利用者の投票で独自の受賞作を決める「なんと! 勝手に文学賞」を開催。遊び心あふれる企画で、市の読書文化の発展を下支えする。

 かつて買い物客でにぎわった場所は、人と本、人と人とをつなぐ居場所へと姿を変え、「なんと!」な賑わいを見せている。

●住所 富山県南砺市福光7336-4(℡0763・52・0317)
●開館時間 午前9時半から火~金曜は午後7時、土日祝は午後5時(休館日は平日月曜、第4木曜、年末年始、蔵書点検期間)
●アクセス JR城端線福光駅から徒歩10分

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