青少年の再犯率激減の「修復的司法」プログラムって? 米モンタナ州で実施され話題に
米モンタナ州では、青少年の軽犯罪者に対して「修復的司法」と呼ばれるプログラムが実施され、再犯率が大幅に低下。注目を集めている。
修復的青少年司法センター(CRYJ)という非営利団体が、同州フラットヘッド郡カリスペルで行っているプログラムで、少年犯罪者に対し、処罰ではなく、共感を育てるアプローチを採用している。
プログラムの対象は、薬物使用、いじめ、暴行、窃盗などの軽微な犯罪を犯した12~18歳の青少年。保護観察官や学校関係者からの紹介を受けて参加する。
具体的には、自分が犯した犯罪の被害者と対話したり、同年代の軽犯罪者とのグループミーティングで犯罪の原因や感情を共有・議論するなどして、犯罪によって生じた加害者・被害者・地域社会の関係性を修復する。
その結果、2023年度のプログラム参加者の再犯率は、同郡全体の23%に対し、わずか10%。またカリスペルでは、23年に停学処分を受けた若者の数が17年の208人から82人に減少した。
今年に入ってネットニュース「グッドニューズネットワーク」で取り上げられたことで改めて注目を集めている。写真はCRYJのスタッフ(同団体のインスタグラムから)だ。
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