中学受験の指導歴25年の講師が見た“疲弊した保護者”のサインと受験との向き合い方
第二に、「共働きによる時間的余裕の欠如」です。近年、共働きで受験に挑む家庭が急増していますが、「家でじっくり勉強を見てあげる時間がない。親が教えようとすると反抗されて、結局親子ゲンカになってしまう」と、仕事と受験サポートの板挟みになって悩む方が多く見受けられます。
さらに、「社会の暗記が苦手」「漢字が覚えられない」「国語の記述欄がいつも真っ白」といった子どもの学習のつまずきに対し、どう教えていいか分からず焦りだけが募ることも、親を追い詰める要因となります。
第三に、「生活習慣の崩れと偏差値至上主義」です。塾の終わる時間が遅く、お風呂に入り、そこからさらに膨大な宿題に取り掛かるため、就寝時間が深夜に及んでしまう子どもがいます。
結果として、学力よりも睡眠や食事といった生活習慣のバランスが崩れてしまいます。さらに、模試の判定や偏差値だけを見て「このままで本当に大丈夫なのだろうか」と一喜一憂し、不安に押しつぶされてしまう保護者も少なくありません。
■疲弊しないための改善策と子どもとのかかわり方


















