著者のコラム一覧
島田裕巳宗教学者、作家

1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。宗教学者、作家。現在、東京通信大学非常勤講師。「葬式は、要らない」「死に方の思想」「日本の新宗教」、「日本人にとって皇室とは何か」など著書多数。

今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

公開日: 更新日:

 当然、戦前の皇室典範も、戦後の皇室典範も、男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物である。皇室典範に「男尊女卑」の傾向が見られるのは、そのことも影響している。

 いくら側室がいても、天皇家に子供が生まれるとは限らない。実際、子供に恵まれなかった天皇は歴史上いくらもいる。

 そのあたりから根本的に考え直さない限り、皇位の安定的な継承など「夢物語」になってしまうのである。

  ◇  ◇  ◇

 天皇家以外に外交を担える人材はいるのか? ●関連記事【こちらも読む】オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ…もあわせて読みたい。

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