連日の冠水豪雨…全国3800カ所「アンダーパス対策」高市首相指示の今さら、死者が出てからでは遅すぎる
これを受け、国交省は先月27日、全国の道路管理者に対応を取るよう通知した。
■多くが市町村道、自治体に丸投げ
しかし、全国にあるアンダーパス3841カ所(昨年3月末時点)のうち、国交省が今月4日までに事前通行規制の運用を開始したのはわずか国道7カ所。多くが県道や市町村道のため国の直轄ではないからだ。いわき市の事故現場も市道だった。
いわき市で死者が出たた翌日、金子国交相は規制対象の場所の拡大を検討していく、と言ったが、自治体に丸投げでいいのか。
「シン・防災論」の著者で防災庁設置準備アドバイザーでもあるジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。
「アンダーパスの冠水は過去にも起きていますが、これだけ車が動けなくなったり、閉じ込められたりが起きているのですから、本格的な対策会議を開くべき深刻な状況です。死者が出てから対象を拡大するでは遅すぎる。国道などは遮断機を付けられるが、いわき市の現場がそうだったように、市町村はお金がないので『降水時 冠水注意』などの看板程度しかない。人海戦術にも無理がある。国の主導的な対応が急務です」
















