シェリーめぐみ
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シェリーめぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米国人のセックス 結婚50年目以降に「回数アップ」のワケ

公開日: 更新日:

 “盆暮れセックス”が珍しくない日本人と違い、アメリカ人は、年を取っても夫婦間のセックスが重要視されます。それでも、「まさか、本当に!?」という驚きの声が全米のあちこちで上がったのが、ニューヨーク・タイムズなどで報じられた「アメリカ人の性生活、結婚50年目以降に向上」というニュースです。

 調査は、57~85歳の約1600人の既婚者に、性生活について尋ねたもの。この年齢のセックスライフは個人差が大きく、回答にも相当なばらつきがあったため、全体の傾向を見せるためにあえて「分析結果」として発表されました。それによると、彼らが月2~3回“性的な関係”を持つ可能性は、結婚1年目の人で65%、25年目で40%、50年目で35%と減少。ところが、それ以降は上昇に転じ、結婚65年目になると、42%という結果になったのです。

 調査を行ったルイジアナ州立大学のストループ博士は、結婚50年目以降に性的な関係を持つ人が増える理由を「そもそも長年連れ添ってこられたのは、理解し合える良い関係を築けたからこそ。そんな夫婦が社会との接点が減り、2人きりになった時、お互いの良さを再発見し、ありがたみを感じるようになるからでしょう」と答えています。

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