シェリーめぐみ
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シェリーめぐみジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

米で初承認の「女性用バイアグラ」に早くもネガティブな評判

公開日: 更新日:

 女性版バイアグラとも呼ばれる薬「フリバンセリン(商品名アディー)」が、8月に米食品医薬品局から承認されました。男性向けの勃起不全治療薬は、過去20年に26種類も認可されていたのに、女性の性欲を高めるものは今回初めてということで、大きな話題になりました。しかし、アメリカでは歓迎どころか、否定的な反応が巻き起こっています。

 勃起治療薬は男性器への血流を増やすことで効果を上げますが、抗うつ薬として開発されたフリバンセリンは、性欲にかかわる神経伝達物質(ドーパミン、ノルアドレナリン)を多く出すよう脳に働きかけます。また、男性はセックスしたい時に飲めばいいのに比べ、女性用は毎日飲み続けなければなりません。

 その効果は、というと、通常女性が性的に満足できるセックスの回数は平均2~3回なのに対し、薬を飲んだ場合その回数が0.5~1回増える程度。しかも、多くの医師が吐き気、めまいなどの強い副作用を指摘しています。さらに、デートにつきもののアルコールと一緒に服用した場合、その副作用はより重くなると伝えています。

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