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<5>昼は高校で授業を受け夜はたまに風俗

 病院の廊下を点滴しながら歩いていると、制服の女子高生とすれ違った。2000年代初頭、自分も高校生だったのだが、ずいぶん遠くまで来てしまった気がする。

 援助交際という言葉が流行語大賞に入賞するのを子どものころから見聞きしてきたせいか、周りには大っぴらに売春する女の子たちがいた。

「ホ別でイチゴ、なんて安いよ、それだったらナシナシだね」

 風光明媚な観光地巡りを楽しむリュックサック姿の中高年の傍らで、そんな女子高生の会話が耳に入ってきたのを思い出す。

 通学で朝と夕方に乗る、山間部を行く電車内。全寮制の中学時代から、援交スポットに顔を出し、チャットや掲示板で専門用語も知っていた私は、彼女たちの隠語の意味がすぐに分かってしまった。ホテル代別で1万5000円、「ナシナシ」とはキスもフェラもなし、という意味だ。そして引き寄せられるように、彼女たちの輪に加わった。そこには偏差値の高い低いに関係なく、いろんな学校の生徒たちがいた。

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