<9>リンパ節の切除で左足がパンパンに腫れるように…

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「あ、そうだ、もう子宮はないんだった」と、何度も呟いている。おなかが痛むと、子宮のことを思い出す。子宮は摘出してしまったのに、たまに生理痛のような痛みが襲ってくるのだ。本当におなかが痛いのか、体が生理痛の記憶を再現しているだけなのか、私には区別がつかない。

 子宮と卵巣の摘出手術から、1年余りが経過したが、あまり実感がない。もともと月1回の生理によって、どうやらそこに子宮があるらしいぞ、と認識する程度だったし、摘出された子宮も見ていない。術後の私があまりに不安定だったからか、親族が見せてくれなかったのだ。聞いた話では、私の子宮は進行したがんで真っ黒になっていた。

 なくなったのは、子宮だけじゃない。2015年の10月、誕生日を目前にがんが発覚し、年明けすぐの手術で子宮のほか、卵巣、リンパ節40個(うち24カ所にがんは転移していた)が摘出された。子宮も卵巣も生命維持に必要な臓器ではない。リンパ節も何百個もあるうちの40個なのだけれども、摘出の後遺症が私の生活に影を落としている。

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