セリナ
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セリナ

1987年、長野県出身。私立トップの有名大卒。デリヘル「ロボットデリヘル」所属。歌舞伎町ナンバーワン風俗嬢。子宮がんが肺とリンパ節に転移し、現在ステージ3を闘病中。

<11>不安は換金できる 「がん」も「オンナ」もカネになる

公開日:  更新日:

 病院から突然電話がかかってくる時は100%良くない話だ。先週、SMクラブ時代を思い出し懐かしい気持ちで原稿を書いていると、主治医から携帯に着信があり、「ちょっと詳しく、再検査したいところがあって」と直々の呼び出しがきた。「尿の数値が悪く、腎臓に何か問題が起きているのかもしれない」と言うのだ。せっかくの気分があっという間に吹き飛び、現実がまた容赦なく横っ面を殴り飛ばした。

 すでに抗がん剤は、かなり強いものを7回投与している。がん細胞に効くか効かないのか運任せだっていうのに、正常な細胞には確実に良くない影響が出る。いつどの臓器に障害が出てもおかしくない。腎臓が悪いと言われるのは3カ月ぶり4回目。甲子園だったらそろそろ強豪校だ。いつか私の体の再生能力が抗がん剤の毒性に負けたとき、腎臓は使えなくなる。もうその時が来たのだろうか。

 どうやら私のがんは完治しないらしい。しかも薬を使えば使うほど副作用が出てくるようだ。この現実をはじめは受け入れられなくて、毎日泣いていた。ネットで情報を探しても、主治医の言うことと同じことが書いてあった。他は何もエビデンスのない高額な健康食品やグッズの宣伝が山ほど。そうこうしていると、どこからともなく霊的な力を持つという人たちが現れて、アクセサリーやら何やらをすすめられたりして。

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