親しくしていた教授の思いがけない後押しで夜の世界へ

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三浦さん50歳のとき。左は福富太郎氏(提供写真)

「日本全国に、乙姫様が接待する竜宮城を築きたい」――。1951年、日大芸術学部に通学していた学生時代、こんな遠大な理想郷を描いた三浦稔さん(埼玉県所沢市在住)は、アルバイトを夜の世界に求めた。

 東京・銀座の純喫茶を皮切りに、新宿のキャバレー「処女林」のボーイになる。このと… 

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【連載】伝説の浦島オーナー告白 昭和の夢は夜開く

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