著者のコラム一覧
西村寛童吉原金瓶大黒楼 16代目当主

1965年生まれ、遊郭時代から200余年続く、今紫太夫で知られる「吉原金瓶大黒楼」16代目当主。笑いあり涙ありの自叙伝的小説「吉原金瓶大黒物語」(上・下)刊行予定。職人技巧のカスタム時計や家具を手がけ、古来から伝わる和美術の漆喰鏝絵(しっくいこてえ)彫匠を初代仁伍から継承し、新ブランド「ZIN 50―50」を設立(香港に本店工房)。

吉原神社に眠るナンバーワン嬢

公開日: 更新日:

 吉原神社といえば、文字通り吉原遊郭の歴史とともに歩んできた由緒ある神社。俺も祭事に限らず、奉納を欠かさない。きょうは吉原神社に“葬られた”凛という女の話をしよう。

 彼女は元夫からDVを受けて命からがら逃げてきたクチ。まさに店は駆け込み寺、吉原では決して珍しいことじゃない… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り730文字/全文871文字)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー