西村寛童
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西村寛童吉原金瓶大黒楼 16代目当主

1965年生まれ、遊郭時代から200余年続く、今紫太夫で知られる「吉原金瓶大黒楼」16代目当主。笑いあり涙ありの自叙伝的小説「吉原金瓶大黒物語」(上・下)刊行予定。職人技巧のカスタム時計や家具を手がけ、古来から伝わる和美術の漆喰鏝絵(しっくいこてえ)彫匠を初代仁伍から継承し、新ブランド「ZIN 50―50」を設立(香港に本店工房)。

吉原神社に眠るナンバーワン嬢

公開日: 更新日:

 吉原神社といえば、文字通り吉原遊郭の歴史とともに歩んできた由緒ある神社。俺も祭事に限らず、奉納を欠かさない。きょうは吉原神社に“葬られた”凛という女の話をしよう。

 彼女は元夫からDVを受けて命からがら逃げてきたクチ。まさに店は駆け込み寺、吉原では決して珍しいことじゃない。

 凛はウチの店に入店すると、アッという間に1番人気になった。歴代の支配人も彼女には一目置いてたから、魔性の女の魅力があったんだろうな。

 その凛に、あろうことか、俺の息子が惚れ込んでしまったんだ。凛も息子をかわいがって、自分の稼ぎで、ネクタイやら何やらを買い与えていたね。思うに、DVを受ける女性は母性が強いのかもしれない。

 ほどなく、息子は未成年のくせに、16も年上の凛と同棲して、結婚まで口にし始めた。それを聞いたウチのおふくろの、まあ、怒るまいことか。

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