どうする? どうなる? 札幌市の分煙環境整備(上)「ポイ捨て防止」条例施行から20年で見直しへ

公開日: 更新日:

 条例施行から20年が経ち、加熱式たばこの普及やインバウンドをはじめとする観光客の増加など喫煙を取り巻く環境が変わったことから、制限区域や規制対象が見直されることになったという。

 12月4日には「札幌市都心部の喫煙対策に関する検討会」の初回会合が開かれた。新聞社やテレビ局など地元メディアが総出で取材に来ていて、注目度は高い。

 検討会には市の担当者のほか、観光協会や医師会、地元経済界、町内会など各分野から8人の委員が出席。委員からは「大通公園内は全面禁煙にした方がいいのではないか」「やみくもに禁止するのではなく喫煙所を整備することが大事」などという意見が出された。

 今後、喫煙制限区域の拡大や、規制対象に加熱式たばこを加えるかどうかについて議論が進められていくというが、第2回会合では早くも規制区域拡大の具体案を提示する方針だ。

 検討会後のぶら下がりで、座長の古元重和氏(北大医学研究院教授)は「基本的には、条例施行から20年経って、見直していこうという考え方では一致していた」と話していたが、検討会を傍聴して感じたのは、規制拡大が先に立ち、分煙環境の整備は置き去りにされかねないことへの懸念だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  2. 7

    高市首相に疑惑炸裂で「茂木新総裁」が急浮上 キングメーカー麻生太郎氏とも関係良好、経験値の高さも折り紙付き

  3. 8

    トンチキアイドル枠独占のM!LKが“ポスト嵐”に急浮上! イケメンからインテリまで幅広く

  4. 9

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  5. 10

    紙切れ一枚でクビに…怒りに任せて野球用具すべてを詰め込んだバッグごと、ゴミ箱にぶん投げて球場を後にした