どうする? どうなる? 札幌市の分煙環境整備(上)「ポイ捨て防止」条例施行から20年で見直しへ
路上喫煙禁止区域を市内全域に拡大した大阪市では、地方たばこ税収入(約300億円)のおよそ4%にあたる約12億円を喫煙所整備に使っている。一方、全国4位の地方たばこ税収入(約160億円)がある札幌市は、喫煙規制を実施している他自治体と比べて圧倒的に喫煙所の数が少ない上、喫煙所整備のための助成金制度も導入されていない。
検討会は、来年3月までにあと2回開かれ、ここでまとめられた意見を基に、条例改正の方向性が定まっていくことになるが、果たして議論は深まるのか。 (つづく)

















