著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コンドームは3割値上げ…イラン戦争であらゆる商品が高騰か?

公開日: 更新日:

 マレーシアにある世界最大のコンドーム製造会社で、アメリカの大手メーカーの製品も製造するカレックスが、イラン戦争の影響で最高で30%の値上げを発表、ニュースになっています。

 カレックスは年間50億個以上のコンドームを生産、世界の供給の2割を占める最大手です。アメリカではトロージャン、デュレックスといったトップブランドの製品を生産しています。

 CEOによれば、ホルムズ海峡の混乱と物流の遅延により、原材料の石油製品の価格の一部は、既にこれまでの2倍に上昇しています。この状況が続けば、大幅な値上げは避けられないとしています。

 アメリカではイラン開戦以降、ガソリン価格が30%以上上昇し、それに伴って生活必需品を中心に、インフレ圧力が広がっています。
同時に、化学肥料などの供給不安も深まり、今後の食料価格の上昇や供給混乱、さらには食糧危機につながる恐れも指摘されています。米国エネルギー省によれば、アメリカで消費される石油由来の製品は6000点以上にのぼります。コンピューターのキーボードから口紅、コンタクトレンズ、靴、入れ歯、クレヨン、ぬいぐるみ……日常のあらゆる商品の価格に波及する可能性があります。

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