いまだ経団連ポスト保持 不正会計の東芝に「反省ゼロ」の声

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“粉飾決算”で信頼が地に落ちた東芝。佐々木則夫前副会長が経団連副会長や政府の産業競争力会議のメンバーなど公職の一切を辞任したため、てっきり会社として財界活動を自粛しているのかと思ったら違った。いまだ経団連に主要ポストを残しており、財界内部から批判の声が上がっている。

「経団連の科学技術政策や産学連携の推進などを扱う『未来産業・技術委員会』で、東芝の顧問が現在も『部会長』に就いているのです。第三者委員会の報告書に名前が出た人じゃないから問題ない、ってことらしいが非常識ですよ。企業が最もやってはいけない不正会計に手を染め、業績は赤字で無配当。財界活動はカネもかかる。普通なら自粛するものです。ところが東芝は、あっけらかんとしたもの。神経を疑います」(財界幹部)

 東芝は歴代の社長経験者が経済団体の要職に就いてきた。経団連では土光敏夫氏が会長になったほか、西室泰三氏(日本郵政社長)や引責辞任した西田厚聡氏が副会長を務めた。経団連のリーダー的存在と自負しているから、少しでも関係を残しておきたいということなのだろう。ちなみに経団連の会費は事業規模や役職によって違うが、「会長企業で数千万円、役職に就いている大手企業なら千万円単位」(財界担当記者)という。

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