真保紀一郎
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真保紀一郎経済ジャーナリスト

日本M&Aセンター<下>「儲けすぎ批判」も出る圧倒的利益率

公開日: 更新日:

 中小企業のM&A仲介では、売上高、利益、件数ともに圧倒的トップを走る日本M&Aセンター。売り上げの約半分が利益となり、蓄えたキャッシュ(長期預金を含む)は年間利益の約2倍半というキャッシュリッチな会社だ。

 だからだろう。日本M&Aセンターに対しては「儲けすぎ批判」も起きている。

 大手企業のM&Aの場合、売り手、買い手それぞれに証券会社などがアドバイザーとしてつき、実務を行う。成立するとアドバイザーは、それぞれの顧客から数%の成功報酬を得る。

 ところが中小企業のM&Aの場合、仲介業者1社が間に入ることが多い。M&Aが成立すると、売り手、買い手それぞれから数%の成功報酬を得ることになる。

 さらに日本M&Aセンターの場合は、売り手、買い手それぞれから、100万円単位の着手金を受け取っている。これは必ずしもM&A成立を保証するものではなく、交渉がうまくいかなかった場合、着手金だけを取られてしまうこともある。

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